今週の!おすすめの本3冊
みなさんこんにちは!
五月も月末になり、ぽかぽかと過ごしやすく散歩日和な毎日が続くようになりましたね。
今週は3冊の本を紹介したいと思います。
① 金がないなら頭をつかえ 頭がないなら手を動かせ (著 永江一石)
(1)マーケティングとは顧客視点をもつことであり、「経験値の積み重ね」である。
・まず、仮説を立てる
・その仮説に基づき施策実行
・実行後必ず解析し、データにする
・その経験値をもとに再仮説を立てる
(2)ブログの書き方について
・必ず訪問者の役に立つものを
・何度も来たいと思うサイトに
・みんなに知らせたいと思う記事に
・サイトのマルチ言語対応
・トリップアドバイザーへの書き込み
・メニューのマルチ言語対応
・ネイティブ店員の雇用
・店内無料Wi-Fi完備!
(4)観光客爆増で逆に客が激減した金沢市の近江町市場の青果店はどうすれば生き残れるか
[現状] 混雑を嫌った常連客の足は遠のき、詰めかける観光客のほとんどは魚介類が目当て
[方法1] 商材を変える(加賀野菜、主に特産)
・「ここでしか買えない」ものだけ扱って、レシピもつけて、詰め合わせを作る
・試食コーナー増設
・地方発送サービス。そこで申し込み、年間で特産の野菜を送るサービスもはじめる
・ターゲットの多くは熟年以上
[方法2] 業態を変える
・野菜中心のカフェに
・地元野菜のお惣菜などのテイクアウト系
(例)夏はトウモロコシ。冬は加賀のさつまいも、「ころ柿」スイーツ、加賀野菜のおでん、加賀野菜のパスタなど…
[方法3] 権利を第三者に譲渡して引退
(5)地方の観光活性化のために必要なもの4つ
・数日単位ではなく、少なくとも数か月単位で集客することを目指す
・アピールできる「オリジナル商品」の開発
・首長自身が「なりふり構わず」営業
・街全体のレベル統一
② ルールを変える思考法(著 川上量生)
(1)ビジネスはゲームと同じ。勝つために「ルールの検証」をし、そこから最適解を探す
(2)「いま人が集まっている」という喜ばしい現象があったとしても、「どういう人たちがどういう経路をたどって、どういう欲求からそのコンテンツにたどりついたか」をしっかり検証せねば先はない
(3)人間は「わかりそうでわからないことが気になって興味をもつ」という本能を進化の過程で獲得したんじゃないか。それがコンテンツに興味をもつ源泉じゃないかというのが、僕の仮説なのです。(絵画、彫刻、映画、物語)
(4)「更新や変化を続けていくコンテンツ」というものはデジタル時代、クラウド時代におけるビジネスの鍵を握る
③ 企画脳 (著 秋元 康)
(1)発想や企画のヒントは日常生活の中に転がっていて、それを「記憶」するところから始まる。
自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは「記憶」に引っかかっていたことを拾い上げるという行為。
「記憶」の数だけ食材があり、その食材を利用したさまざまなレシピが可能である
(2)企画とは、ほんの小さな「こだわり」や「思いつき」、「ヒント」から生まれてくるものだ。
「どうやったら見やすくできるか」、「どうやったらミスなくチェックできるか」と考えることが企画力
(3)幕の内弁当になるな!
自分の興味の対象とか、自分だけが知っていること、自分が得意な分野、それをどれだけ主張できるかが、その人間の個性を作る
(4)自分の負の部分を認める
「私はこの分野は苦手です。でも、こういう形で頑張ります」
(5)すべての人間にいい顔はできない
付き合いが悪いと思われても、嫌われても、それは電車の窓から一瞬のうちに走り去っていく風景の一コマにすぎない。
人間の眼なんて、たかだかそんなものだ。
(6)自分の世界を変える街の歩き方
・ものを角度を変えて見る
・自分の知らないことに興味を持ち、なぜだろうと立ち止まる
・どれだけ周りの景色を面白がれるか
(7)つい他人に話したくなる話題を集める
(8)人を動かすには発想力
「どう励まされたらやる気になるか」
「頑張ってこの人が歓ぶ顔が見たい」
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した3冊の本の中でも私は、秋元 康さんの企画脳という本が印象的でした。
普段の散歩でも「企画力」を身につけるコツがいくつも紹介されていて、私も実生活の中で少しずつ試していきたいと思いました!
ぜひ皆様も実生活の中でお試しください!