最近本から学び実践したことのきろく【後編】
今回は前回の記事に引き続き、最近読んでよかった本のレビューをしたいと思います!
② 頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める(苫米地英人)
【本の要約】
(1)私たちは他社からの刷り込みをもとに思考し、行動することを繰り返す。そうすると、頭のもやもやが広がる。だから、自分のモノサシで生きよ。
自分のモノサシで生きるには、「自分の本音、ほしいもの」を考え、そのモノサシをもとに生きることである。
(2)未来が最高なら、過去も現在も最高である。だから、未来も現在も過去も最高な自分である。
(3)失敗体験は二度と思い出すな!
「自分らしくないな!」「もうしないぞ!」
「自分らしくないな!自分はもっとできるんだから」
(4)efficacy(自分の能力に対する自己評価)
「私には行動力と発想力がある」「自分はデキる!」「頭は常にクリア」
うまくいったり、よいことがあれば、「自分らしいな!」「当然だ!」
※高いエフィカシーに沿った成功なので、うまくいったのは当然なのだ。
(5)やりたくないことリストを書き出す。(5個~10個)
その中で一番やりたくないことをやめる。やめるにはどうすればよいか考える。
(6)自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、人間の幸せである。それが本当の幸福である。
・「食べているときが一番幸せ」などというのはゴリラの幸せである。
・自分→家族→友人→チーム→社会→国家→人類 というようにたくさんの人を幸せにできるほど、自分の幸せも大きくなっていく
・自分が何もせずに勝手に他人が幸せになるということはない
(7)最高の未来から振り返れば、「失敗」はない
最高の未来のためにさまざまな出来事が必要だったということ
(8)人々は日常的に何かを恐れ、頭の中をモヤモヤとさせている。恐怖で思考が乱れ、生産性が落ち、仕事が手につかなくなる。
改善するには…
・「私は何があってもビビらない」と自己イメージを高める
・すべての感情を娯楽にする
・ゴール達成に意味のある感情だけを自分に許可する
⇒恐怖の感情に振り回されるのではなく、原因を消すために頭と体を使う。
③ EdTechが変える教育の未来 (佐藤 昌宏)
これから求められる人材:チェンジメイカー
・組織・領域をまたいで活躍する人(世界を超え、情報収集)
・身近なものに問題意識をもつ「50センチ革命」
・自ら課題設定する
・まず試作し、直しながら完成させる
※日々の暮らしをよりよいものに
④ 公教育をイチから考えよう (リヒテルズ 直子, 苫野 一徳)
ある日本の起業家の子をもつ父親
「余計なことをして娘のよい性質や才能を削ぎ落とすようなことはしてほしくないんです。でも、娘の良い面も苦手な面もありのままに受け入れて、この子らしく人間として豊かに育ててくれるような場所が日本には見つからない…」
と考え、オランダの現地のイエナプラン校を見学し、子供をその学校に通わせることに決めた。
オランダの学校の先生の考え
「学校で出された課題を、自分が責任をもって、学校にいるあいだに終わらせるのは大切なことです」
著者の考え
学習とは本来楽しいものであるはずです。これからの社会がますます必要とする人間のさまざまな創造力や批判的な思考力は、学ぶことに喜びを感じられる環境の中で初めて育つものです。
公教育は、一人ひとりが「自由」に生きられるための「力」であり、必ず全員に保障されるものである
⑤ 思考停止という病 (苫米地 英人)
(1)創造的問題解決をする
・分析する(考察)
・意思決定
・問題解決(最適解を見つける)
・仮説をつくる
(2)思考停止の原因は知識がないこと(脳は知っていることしか認識できない)と、ゴールがないことである
・自分が本当になりたいもの、やりたいことを徹底して考える
・自分のゴールを持つ⇒興味が止まらない!⇒日々情報収集⇒知識として自分に蓄積される
☆思考停止せずに考え続けられる人の話は面白いし、言葉も勝手に溢れ出る
(3)1日1分の瞑想
止視することを覚える。「言葉にして意識に上げる」
「お腹がすいた。でも、お昼を食べたばかりだから少し我慢しよう」
「上司に怒られた。理由は●●。次はこうしよう」
⑥ つい、「気にしすぎ」てしまう人へ (水島 広子)
(1)マイナスになる人は「心に余裕を持てるように」(もっとも自然な姿)
今を生きる集中するひけつ=身体を使うこと
・散歩する「風が気持ちいいな」
・ゆっくりと呼吸し、鼻、のど、おなかに集中
・おいしいものを味わって食べる
(2)イライラ=「自分が困った状況に置かれている」ことを知らせるサイン
・物事が思い通りにいっていない自分のことを「困っているんだなあ」と見守る
・「大変だったね」と自分をいたわる
・これ以上を自分を困らせないようにする
(3)予定通りにいかないときは思い切って休む
・どんな人も「できるだけのことをやっている!」
(4)理不尽に怒られたとき
自分の中で改めるべき点だけ認めたら、
「それにしても、あんなひどい言い方をしてくるなんて、相手は相当パニックになっていたのだろう」
と自分への攻撃ではない、ということを認識する
(5)人に安心感を与えられるひとになるには…
ありのままの自分を受け入れる
⇒ありのままの相手のことを受け入れる(「いろいろな事情があるんだろうな」「本当はたくさんの力と輝きを持っている相手」として温かく見守る)
⇒相手はもっとも居心地の良さを感じる
いかがでしたでしょうか?私はフルタイムで仕事をする傍ら、自己研鑽のためになるべく多くの読書時間を確保して、楽しく本を読んでいます。
また、読んだ本のレビューを本ブログを通してやっていきたいな、と考えています。
本を読むことが大好きなので、いつか自分の生き方・考え方について記した本を書いて出版することが私の夢です。
ではまた!ひとつよしなに